| プロ入りした甲子園のヒーロー達 (1973年夏の甲子園大会) |
1973年夏の甲子園…。高校野球人気絶頂だったこの時代、日本中が怪物・江川に釘付けとなった。 1回戦を順当に勝ち上がり続く2回戦、雨の中、銚子商・土屋(のちに中日)との投げ合いとなり、延長12回、江川は雨に濡れたボールの滑りを気にして制球が定まらず、痛恨の押し出しサヨナラ負け。 高校卒業後の進路に注目が集まったが、慶応大進学の意思が固く、ドラフト会議前にプロ拒否宣言。にも関わらず指名順位6番目の阪急が強行1位指名した。
発言の善悪はさておき、これだけはっきり物を言う高校生は珍しい。興味を引いたのがいの一番くじをひいた大洋・矢野代表のコメントで、「一番クジで江川か慶大・山下で迷った。山下にしたのはオーナーに電話して決めた」 (注:当時のドラフトは指名順抽選制度) 歴史に「もしも・・・」は禁物だが、もしも大洋が江川でいったら江川のプロ入りはあったのだろうか。もしもプロ入りしていたら、4年後に起きた「空白の一日」によるイメージダウンもなかったろうに・・・。 |